2008年10月26日
毒のある生物と言えばフグ。
フグの毒テトロドトキシンはフグ以外にもツムギハゼ、ヒョウモンダコが持っています。
意外にも医療現場で鎮痛剤として使われたりもするそうです。
青酸カリの850倍の毒性を持ち、
摂取した時の症状はまず舌が痺れ、それが体に伝わり、そして頭痛、嘔吐、血圧の低下、呼吸困難、意識傷害と至ります。
フグの調理には当然調理師免許が必要なのですが、取得方法は各都道府県で異なり、
比較的簡単に取得可能な地域もあれば専門の試験を受けなければならない地域もあります。
グルメな方々の中では危険な"フグの肝"は美味とされており、「フグは喰いたし命は惜しし」と言われる程魅力的な様です。
他の猛毒の生き物と言えば熱帯雨林に生息するモウドクフキヤガエル。カワユイかえるさんです。
バトラコトキシンという毒を持ち、原住民の人達に毒矢の毒として使われていました。
なんと日本でもペットとして飼う事が可能なそうで……。毒の無い固体ですけどね。
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