犬がガン患者を救う!?


2009年07月03日

犬の嗅覚は人の数万倍、状況によっては1億倍もあるといわれています。
そんな嗅覚の優れた犬が、なんとがん細胞の匂いを嗅ぎ分けた例があるというのです。

多くのがん患者の尿にはガンが出す特有のたんぱく質が含まれます。
そのわずかな匂いを嗅ぎ分けることによってがんを発見するという研究が行われ、人の手で作られた匂いの粒子を感知するセンサーより犬の方がより正確に嗅ぎ分けられる、との見解があります。 これを利用すれば犬が病気発見の助けになるかもしれません。

しかし現状ではやはり、犬を使った医療は認められていません。
もしこの研究が進んで、犬を使った医療の手法が確立され、麻薬探知犬のように現場で人と一緒に活躍するようになれば、犬と人間の共存関係がまた一層深まるというものです。



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