2009年08月05日
『♪白ヤギさんからお手紙ついた 黒ヤギさんたら読まずに食べた(やぎさんゆうびん / まど・みちお作詞)』という有名な童謡があるように、
ヤギは紙を食べるというイメージがあります。
ヤギの胃は四つあり、食べた物を第一の胃に送って消化した後また口に戻して噛み、また次の胃へ…、といった風に反芻して食べ物を消化し、この強い消化力によって、ヤギが好んで食べる樹木の葉っぱのような消化し辛いものでもヤギは消化してしまいます。
なので、ヤギは紙でも消化してしまえるのです。
しかし、昔の紙はともかく現代の紙は化学処理を施されていたり、印刷されているインクの化学成分がヤギにとって有害なものも多く、ヤギに紙は食べさせるのはあまりよくありません。
今と昔では事情が違ってしまっているようです。
ただ、化学成分を含まない手すきの和紙などならヤギに食べさせても体を壊さずにすむそうです。
とは言ってもそこまでして紙を食べさせる必要があるのかと言われたら返事に困りますが…。
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