フクロウとミミズクの違い


2009年10月09日



愛らしい姿をした猛禽類、梟(ふくろう)。
鳥にしては珍しく両目が平たい顔の全面についています。
それによって物との距離を正確に測ったり立体的に見たり出来ます。
夜行性であるため、夜でもよく見え、人間の十倍の感度があるそうです。

フクロウと木菟(ミミズク)の違いはというと。
ミミズクもフクロウの一種です。
フクロウの中で、羽角を持つものを、ミミズクとよびます。

羽角は、ミミズクの頭にある、あのピョコッと出た耳のような羽。
『ミミズク』という名の『ミミ』は『耳』が語源だという説があります。

まるで耳のように見えるのですが、あれは単なる羽毛のカタマリで、
耳はその下にあります。

何故そんな耳のようなものがあるのかはわかっていませんが、
仮説として、ヤマネコの耳を模してミミズクの卵を狙う天敵を威嚇しているのではないか、との見解もあるそうです。



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