2009年02月14日
『光』には熱を伴うイメージがありました。
太陽の光、火の光、蛍光灯の光も蛍光灯に触れれば熱があるのが分かります。
でも蛍の光は『冷光』なんてよばれたりして熱がほとんど無いんですね。
ホタルは『ルシフェリン』という発光物質によって光ってます。
ルシフェリンには5種類あり、ホタルの持つルシフェリンは『ホタルルシフェリン』で、
他に『バクテリアルシフェリン』はイカや魚類、『セレンテラジン』もイカと魚類ですがクラゲなども持っています。
『渦鞭毛藻類ルシフェリン』は海洋プランクトンなど、
『ヴァルグリン』は貝虫などが持っています。
光るのは海の生物が多いんですねぇ、蛍は幼虫時代は河にいますけどね。
蛍が光るのは『自分が毒を持つ危険で生き物である事を敵に知らせるため』とかいろいろな説があります。
光れる上に毒まであるとは蛍、なかなかのやり手です。
蛍の幼虫は綺麗な河でないと生きられないと言われています。
だから、蛍が環境汚染具合を示すひとつのバロメーターとなります。
たくさんの蛍が見られ続ければいいですね。
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