青い血だの緑の血だの赤い血だの


2009年01月27日

『青い血』。これは、古来から伝わる恐怖の怪奇伝説です……。
ある日、子供が咽喉が乾いたとせがむのでその母親は子供にソーダを飲ませました。
すると……子供が一言……。
「あー、おいちー」

……なんだろう。このイライラ感は。
有名な話ですけどね。


ところでちょっと聞いて下さいませよ。 貝の血って緑色なんですってよ! ビックリ!
ゾンビみたいですね。っていうかゾンビって血の色緑なのだろうか?
貝の血の色が緑なのは血液中に銅が含まれているかららしい。

人の血の赤色は、鉄を含むヘモグロビンの赤い色素。
ヘモグロビンは肺で取り込んだ酸素を全身に運ぶ大事な役割があります。各組織に酸素を運び終えると暗い赤紫色に変色します。
だから静脈の血は動脈とはちょっと違う暗い色なんです。

自分の腕とか肌を見ると青い血管の筋が見えるじゃないですか、あれは静脈。動脈の方は皮膚近くには無いので外からは見えません。
静脈が青く見えるのは、皮膚と血管の壁を通して見ているから。光の波長の関係だそうですよ。
本当に血が青い訳ではないんですね。多分血が青いって思ってる人はあまりいないだろうけど……。



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