酒は飲めても水は飲めない?


2009年04月23日

世の中には底無しの酒樽かってくらいゴクゴクと大量に酒をかっくらう大酒飲みがいますが、そんな酒豪でもその酒と同量の水を飲めと言われても飲めるものではありません。

これは、酒と水とでは飲んだ時の吸収率が違う為。
水が吸収されるのは小腸から大腸を通る腸壁のみ。
しかしアルコールが含まれる酒は、腸壁以外にも胃壁からも吸収出来るのです。
また、砂糖が入っていたり、ビールなど炭酸を含んでいるとさらに吸収が早まります。

また、アルコールには利尿作用があり、どんどん体から排出されます。
なので水分補給に酒は適していません。水分を取るために酒を大量に飲んで脱水症状になってしまったケースもあります。

暑い日にノドが渇いて冷たいビールを一気飲み! なんて至福の瞬間ですが、ちゃんとアルコールを含んでいない飲み物も飲みましょう。



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