入れ墨


2009年02月28日

日本は昔から入れ墨は『彫り物』と呼ばれ芸術の域にまで高めた文化がありました。一枚の完成された絵として入れる日本の彫り物は、世界的に見ても珍しいものらしいです。

基本的にファッション目的で入れるものですが、
昔の日本や中国では入れ墨が刑罰に使われていたり、現代の日本でも暴力団の象徴みたいになってたりして入れ墨にはあまり良くないイメージも付きまといます。
夏だと薄着(女性は特に)だと人の目にもつき、銭湯では『入れ墨を入れている方は入浴をお断りさせて頂きます』と公言している所もあります。
また、父親が背中に入れ墨を入れている小学生の子が学校の保護者合同水泳大会を父親に伝えられなくて悲しい思いをした、というエピソードもありました。


軽い気持ちでタトゥーを入れて、後悔した女性が煙草の火を押し付けて根性焼きでタトゥーを消そうとしたってケースもありました。
入れ墨は一度入れると消すのは不可能ではありませんが困難で、病院でのかなり大掛かりな除去手術が必要になってきます。
軽い気持ちで入れるくらいならタトゥーシールで我慢していた方がいいのかもしれません。



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