2009年03月18日
 
 
2009年現在使われている日本の通貨は基本的に 
五百円、百円、五十円、十円、五円は硬貨です。
  
今でも百円紙幣など残ってますが 
一般的に使われるものではありません。
  
よくドラマでコインを放り投げ、サッと手で隠してコインの上の面が表か裏かを言い当てるギャンブルのシーンがありますよね。 
でも日本硬貨の表と裏、どちらがどちらか正確に分かりますか?
  
製造年と『100』だの『10』だのの文字が大きく刻まれている方が表だと思いがちですが、これは実は裏。 
植物や平等院鳳凰堂が刻まれている方が表です。
  
なぜそう決められたかというと、 
昔は菊のデザインの貨幣が多く、 
刻まれている菊の花は天皇家の象徴であり、尊いもの。 
だからそちら側を表にするべきだ、という考えからだそうです。
  
ちなみに。 
現在使われている日本のコインに刻まれているデザインは、
  
五百円玉は表が『桐』、裏が『笹』と『橘』。 
百円玉は表に『桜』。 
五十円玉は表に『菊』。 
十円玉は表が『平等院鳳凰堂』、裏が『常盤木』。 
五円玉は表が『水』『稲穂』『歯車』、裏が『双葉』。 
一円玉は表に『若木』。
  
となっています。
  
五円玉って意外と意匠が多いんですねぇ。 
歯車はなかなか気付きにくい。実際に本物で確かめてみると、確かに表に歯車が刻まれていますね。 
 
 
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