生きているコンピュータ?


2008年11月05日

今あるコンピューターの優れた面と言えば、人間には成しえない正確さと早い計算処理能力、記憶。
その代わり答えの無い答えを求めたり柔軟な発想やアイディアは苦手です。
新しいコンピューターの形態として考えられているのが『粘菌』を使ったコンピューター。
粘菌というのは変形体が移動しながら微生物を摂食するという動物的な面と、胞子によって繁殖する植物的な面を併せ持つという不思議な生き物です。
光を当てると特定の形になる粘菌の習性を利用する仕組みだそうです。
従来のコンピュターの様な素早い計算は出来ませんが、数通りの回答が出るので柔軟な回答を求める場合に有効利用出来そうだとの事です。

生物のコンピューター! まずその発想が凄いです。
今は構想段階の様ですが、こうやってまた新たな可能性が広がっていく訳ですね。

10年以上昔のドラマで『BLACK OUT』というものがありまして。SFミステリーのドラマなんですが、その中では粘菌を使ったコンピューターウイルスというものが登場していました。
その頃からすでに粘菌をコンピューターに使うをいう発想はあったんでしょうね。



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