2009年04月30日
 
 
『ギフテッド』とは生まれつき非常に高い能力を有している人たちです。 
努力型とは違い先天的な天才肌の事です。その優れた能力は死ぬまで持続します。
  
先天的なものなので生まれた子供を英才教育でギフテッドにする事は不可能です。
  
そしてその能力が発揮される分野は問いません。しかし芸術面での天才的能力は『タレンテッド』と呼び区別される事もあります
  
ギフテッドを判別する方法のひとつにIQテストがあり、ギフテッドはIQ130以上とされています。
  
ちなみにIQの平均は90〜109。
IQ130の割合は全体の2.2パーセントですから、50人に一人はギフテッドの可能性があるという事になります。 
ギフテッドの中でも特にIQの高いIQ175は三百万人に一人。成人の場合(子供の頃は大人より高い数値が出る場合が多い)170というのはほぼ上限値です。 
この測定法では芸術的能力のタレンテッドに対し不利という難点があります。
  
ギフテッドの子供は周りの同年代の子供たちとは学習スピードや能力に差があるため、時として孤立してしまう事があります。 
最悪の場合それがいじめに繋がる事もあり、ギフテッドの子供が周囲になじむ為わざと自分の能力を落としてしまうケースもあるそうです。 
日本では特にギフテッドに対する理解が乏しく、ギフテッドの優れた能力を殺してしまう問題が指摘されています。
  
欧米ではギフテッドの子供の能力を伸ばすギフテッド教育が行われています。 
ただしこのギフテッド教育に費用をかける事によってギフテッドと逆の知的障害・発達障害児などの支援教育がおろそかになっているのではと指摘する人もいます。 
 
 
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