ハロウィンは何故カボチャを使う?


2008年10月07日



ハロウィンは、毎年10月31日に行うお祭りで、ケルトの収穫祭が由来です。
ケルトでは毎年10月31日に死者の霊が現れるとされ、魔除けの風習がありました。
そのケルトの風習がカトリックによって広まったのです。

ハロウィンでは、オレンジ色のペポカボチャを顔の形にくりぬいて中にロウソクを灯した『ジャック・ランタン(ジャック・オー・ランタン)』とよばれるオバケのランタンを作り、みんなで魔女やドラキュラなど、おどろおどろしいオバケたちの仮装をします。
子供たちは仮装した姿で家々を回り、「Trick or treat!(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ)」と言って大人たちからお菓子をもらいます。

ジャックランタンはアイルラント及びスコットランドの鬼火のようなオバケ。ランタンを片手に現世を彷徨う死者の魂です。

一般に知られているカボチャのジャックランタンは、実はアメリカが発祥。
アメリカに渡るまえはカブ(またはテンサイ)が使われていました。
アメリカではペポカボチャの栽培がさかんだったためにハロウィンのジャックランタンに使用されるようになったそうです。



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