2009年01月06日
 
 
『無知の知』。
  
紀元前古代ギリシアのの哲学者、ソクラテスの言葉です。 
『自分は無知である』という事を知っている人間は自分は無知だと知らない人間より賢いという意味です。
  
驕らずちゃんと自分を自覚しろと。そういう事でしょうか。 
無知とはどういう事でしょう。 
そりゃこの世界はまだまだ未知の部分ばっかで世界の真理全体から見れば普通の人間が持ってる知識など無知に等しい、 
人間はみな無知であるという事が前提なのでしょうか。
  
哲学も科学も『世界を知る事』が目的なのは同じなのですが哲学は目に見える形が無いせいか時に人に受け入れられない場合があります。 
ソクラテスは異教の罪で裁判にかけられましたが、断固として自説を曲げませんでした。 
その結果死刑を言い渡され牢にブチこまれたんです。
  
権威にも、死にも屈しないソクラテス……カッコイイッす。 
偉人にふさわしい生き方。 
憧れますが私には絶対そんな生き方は出来ませんねぇ。
  
しかしそんな権威にも死にも屈しなかったソクラテスですが恐妻家で奥さんには頭があがらなかったそうです……。 
嫁は権威より強し、ですか……。 
 
 
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