2009年04月25日
あのヘンテコな…もとい大胆な絵柄で有名な画家、パブロ・ピカソさん。
スペインの小都市ゲルニカへのナチスの空爆に対し怒りとファシズムへの批判を込めて描いた『ゲルニカ』など有名作品を数々遺しています。
フルネームは『パブロ・ディエーゴ・ホセー・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピーン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード』という聖人などの名前を拝借した洗礼名の大変長ーいものでした。
ピカソのあのヘンテコな画風、あれは三次元の風景を二次元の絵に描写する際、1方向から見ただけではなく、正面と側面の両方を表現したものです。
ピカソは『キュビズム』を創った画家のひとり。
キュビズムとはそれまで使われてた通常の透視図法を拒否し、多方面から物を描写するという画法です。
また、ピカソは「明日描く絵が一番素晴らしい」など、数々の有名な言葉を遺しています。
この言葉からもピカソの情熱豊かな性格が窺えますね。
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