ビタミンCは熱に弱いのに何故お茶に含まれる?


2009年04月09日

お茶に含まれるカテキン(タンニン)が体にいいとよく言われています。
お茶にはそのほか、ビタミンC、テアニン、カフェインが含まれています。

タンニンは渋みのモトで、抗菌、抗酸化、体脂肪の蓄積を抑える効果があり、
ビタミンCは免疫力を保つために必要な栄養素で、抗癌作用もあり、
テアニンはリラックス効果、
カフェインは覚醒効果(眠気が覚めたり頭がハッキリする)や頭痛を抑える効果もあります。

お茶は健康にいい飲み物というわけです。

ですが、ここで疑問。以前の記事でも書きましたが、
ビタミンCは熱に弱いんじゃなかったっけ。
お茶は普通熱い状態で飲みますよね。

しかし実は、お茶はその生成過程でお茶の葉を蒸される時にビタミンC酸化酵素が破壊されビタミンの保存が良くなるうえ、タンニンがビタミンCを守ってくれるのだそうです。
これによって熱いお茶でもビタミンCを摂取する事が出来るのです。



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