ヘルペスとは?


2009年04月23日

ある日皮膚に帯状の赤い発疹が……唇にデキモノが出来て痛い……こんな時はヘルペスかも知れません。


ヘルペスには大別して、
『水痘(すいとう)・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ヘルペス』
『単純疱疹ヘルペス(単純ヘルペス)』
があります。

『水痘・帯状疱疹ヘルペス』はよく言われている水疱瘡(みずぼうそう)で、赤い発疹が皮膚のあちこちに現れ、発熱を伴う場合があります。
水疱瘡は大人になってかかると脳炎や肺炎の合併症の危険があるので一刻も早く病院へ。
この水疱瘡は一回かかってしまうと水痘ウイルスが人の細胞内にずっと居座り、潜伏時は害は無いのですが、体の調子を崩した時などに帯状疱疹となって発症します。

帯状疱疹は神経に沿って帯状の赤い発疹が現れるもので、痒みを伴います。この帯状疱疹は滅多に発症する事はなく、大体一生に1度か2度程度だと言われていますが、三叉神経、目、耳など出来る部位によっては後遺症を残してしまう場合があるので注意が必要です。
発症時の入浴も注意が必要なのでお医者さんに相談します。


『単純疱疹ヘルペス』は水ぶくれが唇に出来るものを『口唇ヘルペス』、性器に出来るものを『性器(陰部)ヘルペス』と呼びます。それ以外の部位に出来る場合もあります。 帯状疱疹と違って単純疱疹は感染すると頻繁に発症するケースが多く見られます。


ヘルペスの発症のきっかけになるものは、
ストレス、疲労、体調不良などで免疫力が低下している時や、紫外線など。
なので発症の予防は健康的な生活、体調に気遣い、紫外線に気をつける(紫外線防止効果のあるクリームや日傘など)事が重要です。

感染症なので人にうつさないように気をつけたいところです。発症している時は注意。
特に単純ヘルペスの性器ヘルペスはセックスによって感染しやすい。


ヘルペスは後遺症を残す危険性、あるいはヘルペスではない他の病気の可能性もあるので症状が出たら早急に病院へ。



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