加齢臭の原因とその予防・対策


2009年07月16日

加齢臭。中年ごろから匂い始める不快な体臭です。
オヤジ臭とも言われていますが、女性にも男性ほどではないにしても加齢臭はあります。


加齢臭の原因

まず、30代になると『ペラルゴン酸』という有機化合物が皮脂の酸化によって生成され、腐ったような匂いが漂いはじめます。
この頃はまだそれほど酷くないのですが、
40代になると、加齢臭の正体と言われている不飽和アルデヒド、『ノネナール』が発生し、臭い匂いを撒き散らします。
このノネナールは体の皮脂腺から出る脂肪酸が分泌され、脂肪酸が酸化する事により発生します。


加齢臭の予防と対策

まず、体を清潔に保つ事。こまめに入浴・洗髪。

食生活に気をつけるなら、体臭の大敵である活性酸素を防ぐ働きのある食品、そして酸化を抑止する食品、アルカリ性のものをとる。
柑橘類や苺などに含まれるビタミンC、カボチャやサツマイモなどに含まれるビタミンE、トマトなど赤い食品に含まれるリコピンなどが有効です。
また、動物性脂肪の摂取を減らし、肉類、アブラ物を食べ過ぎないこと。

煙草は活性酸素のモト。煙草を吸うと加齢臭も強まり、さらに煙草自体の匂いも加わり非常に体臭が強くなります。

加齢臭、中年体臭専用のデオドラント石鹸を使うのも手です。
皮膚を清潔に保ち、脂肪酸の酸化を防いでくれます。


加齢臭は嫌われるもの。「オヤジくさ〜い!」なんて言われてガックリする事もあるかもしれませんが、
逆に考えると、加齢臭予防をして更にほのかに香水のいい匂いを漂わしたりすれば
「他のオヤジ達とは違う!」なんて言われて女の子たちにモッテモテになるかも? しれない?



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