2009年06月23日
『吊り橋効果』あるいは『吊り橋理論』という用語があります。これはカナダの心理学者、ダットンとアロンによる学説。
被験者の男性に橋を渡らせ、橋の中央で被験者に若い女性のスタッフによるアンケートを行い、その後被験者の女性への印象を調べる実験を、通常の橋と吊り橋の二箇所で行ったところ、揺れない普通の橋より揺れて足場が不安定な吊り橋の方が、より多くの被験者が女性に興味を持ったそうです。
恐怖と緊張のドキドキを、恋のドキドキと脳が錯覚するという現象。自覚はなくても深層心理に影響し、恋に落ちやすいのです。
さらに、人は恐い思いをした時、不安から親和欲求(誰かと一緒に居たいという気持ち)を抱きます。一人よりふたりの方が心強いのです。
なので異性を口説く時、デートをする時は多少怖い場所の方がいいかも……?
さすがにデートで吊り橋に連れて行くのはあまり簡単ではありませんが、お化け屋敷や遊園地のジェットコースターなんて最適。相手に自分の頼れるところを見せてあげましょう。恋に発展するかも。
ただしこれはきっかけに過ぎないので、恋が長続きしないという噂もあります。
『釣った魚に餌をやらない』ような真似はせず、カップル成立したあともちゃんと愛を育てましょう。
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