『自己概念』…気持ちが大事だってさ


2009年01月12日

みなさんは自分についてどう思っているでしょうか。
「俺はカッコイイ、ファッションセンスも抜群」「歌は上手く歌えないから…カラオケイヤだな…」「計算は苦手。でも漢字を覚えるのにはちょっと自信があるんだ」 などなど。

自分は自分をどう思ってるか、自分のイメージ。これを心理学用語で『自己概念』と言います。
自分のイメージが必ずしも本当の自分(の能力)と一致しているとは限りませんが、人にはその自己イメージに沿うように行動する傾向があるそうです。

つまり、「自分は出来る人間だ。出来る、出来る……」と思い続けたら本当に本来の能力以上の力を発揮出来て、「自分は駄目だから…出来ないよ…」と思い続けたら出来るもんも出来なくなるという事です。
ポジティブシンキングの力ですねー。

ミスをおかせば自己評価も下がるでしょうから、悪循環になってしまいます。何か小さな目標を見つけてそれを達成し、自信を持つ事が重要ではないでしょうか。
人に対して接する時も、相手が何か成し遂げた(やってくれた)時は褒めたり評価するのが大事です。しかる時は「お前はだから駄目なんだ」とは決して言ってはいけない。

目標を立てて、それを実行しようという時も「目標達成できる! 出来る!」と自分に言い聞かせるのは勿論ですが、それを人に言うのもいい方法だそうです。これを心理学で『パブリック・コミットメント』と言います。
例えば親や友達に「一週間後のテストは90点以上とる!」と話す。こうする事によって退路が絶たれ目標達成へのやる気が増すという訳です。



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