2009年08月03日
リンクフリー。
『当ウェブサイトにリンクするのは誰でも自由に行えます。申請の必要はありません』という意味。
わりと多くのサイトで普通に使用されている言葉ですが、これは和製英語です。
リンクフリーを英語として読むと、バリアフリー(障害無し)やハンガーフリーワールド(飢餓の無い世界)のように、『リンク無し』という意味になってしまいます。
また、『リンクにサイト管理者の許可が必要』という考え自体が日本以外には無いので、海外ではリンクフリーの表示は必要ありません。
では、海外のサイトでは『リンクフリー』という言葉はまったく使われていないのか……というと、実は例外もあったりします。
リンクフリーは日本文化として認識されているので、海外のサイトで日本文化に関係するものを扱うサイトでは、わざと日本にならって『リンクフリー』と表記しているサイトもあります。
日本通のサイト主・閲覧者にはちゃんと『リンクフリー』が通じるのだそうです。
ただ、一般的な言葉ではありません。
日本においても、サイトの大半はリンク許可の必要の無いリンクフリーです。
また、通常のリンクによって法的に罰せられるような事もありません。(ただし、閲覧者に自己のサイトだと誤解させるようなリンクを除く)
ただ、少数ながらサイト管理者個々のポリシーによって、無断リンクを認めないとする許可制サイトもあります。
|