2009年10月03日
 
 
 
 
  
男爵いも。比較的煮くずれしやすい種なので、ポテトサラダやコロッケなどに向いているジャガイモです。 
『男爵芋』とはちょっと変わった名ですが、この『男爵』とは一体どの男爵の事なんでしょうか。
  
この『男爵』とは、明治時代の実業家、川田龍吉男爵の事のようです。 
男爵イモは『アイリッシュ・コブラー』が原種。 
それを1908年に函館どつく株式会社専務取締役の川田龍吉さんがイギリスから日本に導入し、函館近郊の自営農場で栽培。それにより日本に普及したのです。 
この事から、このイモは男爵イモと呼ばれるようになったそうです。 
 
 
ちなみに。 
メークイン(五月の女王)は、メークインが五月に実をつける事からつけられた名だそうです。 
この女王とは、豊穣の女神マイアの事。 
 
 
ジャガイモは16世紀に南米からヨーロッパに持ち込まれましたが、 
見た目の悪さからなかなか普及しなかったそうです。 
あんなにおいしいのに、もったいない話ですよね。 
 
 
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