2009年10月13日
やっきゅうけん〜♪ す〜るなら〜♪
こーゆーぐあいにしやしゃんせ〜♪
アウト! セーフ! よよいのよい!
…と歌いながらジャンケンをし、負けた方が一枚ずつ服を脱いでいくという
なんともロマンが詰った(?)遊びですが、
これは一体、どうして野球拳と言うのでしょう。
服を脱がせるのに野球である必要はあるのでしょうか。
実は野球拳の歴史は意外と古く、
大正13年、愛媛県で生まれました。
愛媛は昔から野球をこよなく愛する県。
野球で負けたチームの監督が、ウサばらしのためか名誉挽回しようとしたのか、
対戦相手との宴会で思いついた即興の狐拳(ジャンケンのようなもの)遊び。
この宴会場での遊びがお座敷遊びとして広まったのが野球拳だといわれています。
ただし、この時は負けた側が服を脱ぐというルールはありませんでした。
服を脱ぐというルールは、この野球拳が全国に広まり伝わる過程で
ハメを外しがちな酒の席ということもあり、お色気的な楽しさを加えた『負けたら服を脱ぐ』ルールができたそうです。
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