2008年12月07日
人の人生の中で、みなさんが一度は憧れるだろうというものに裸族がありますが、
古代ギリシアのオリンピックでは裸で競技するのが普通となっていました。
何故裸で……。ひとりふたりじゃないですよ。みな裸ですよ。ストリーキングどころじゃないですよ。全裸の人々がひしめきあう夢のユートピアです。
第一回古代オリンピックではちゃんと腰帯をつけて出ていたのですが、それがいつのまにか裸で出場するようになったのかにはいくつかの説があります。
○メガラ人のオルシッポスが競技に出場している際、腰帯がほどけ肌があらわに。しかしそのまま走って彼は優勝。以後、それを真似して裸で走るようになった、という説。
○スパルタでは普段から裸で訓練を受けるのが慣わしで、オリンピックにも裸で出場。彼等は強く、それに憧れた者達が彼等の真似をして裸で出場するようになった、という説。
つまり女子の部ではおっぱい見放題!? と息を荒くした方、残念でした。
古代オリンピック(オリュンピア祭)はゼウスに捧げる祭典なので男子のみ、女子禁制でした。
というかゼウスはたしか女好きの神様だったからむしろ女子が出場した方が喜びそうですけどねぇ。
ちなみに、オリュンピア祭は女子禁制ですが、別の年にヘーライアという女神ヘラに捧げる祭りが開かれていて、それは女子のみが出場しました。
いや、服は着てますよ?
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