ワイルドすぎる西部の野郎ども


2009年01月02日

映画やドラマでよく題材にされる西部開拓時代。
19世紀、ゴールドラッシュに夢を見た時代です。
西部劇に出てきる銃を片手に颯爽と生きるワイルドな男達はしばしば憧れの的になったりします。

この時代は法の整備が進んでないらしく、映画でもよく決闘シーンが出てきます。
ある意味無法地帯にも近い(無法地帯というのはその地に生きる人の間で独特のルールがあります)、自由さがあったようです。

インディアンの妻を持つジョン・ジョンストンは妻を殺したインディアンの部族に報復し、
戦いの際に使用したナイフに刺した相手の肝臓がついていてそれを食べるふりをし、"肝喰い(レバー・イーティング)"というあだ名をつけられた、というエピソードが伝説として残っています。

恐ろしいまでにワイルドですねぇ。
そんなワイルドな野郎どもが飲む酒は当然ワイルドで、その中でも強烈なのが『ラトルスネイク・ピス』。"ガラガラ蛇の小便"という意味の名を持つこの酒、これは 樽酒の中にガラガラ蛇の頭と、風味付けの噛み煙草の塊、そして少量の火薬を入れたというもの。

なんか凄い名前ですよね……って、か、火薬? 何故火薬を……ワイルドすぎる。
酒に噛み煙草といい、女子供はどいてろ、これは西部に生きるアウトローの為の男の酒だ! って感じですか。ヒュウ。



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