サッカーの元祖は中国にあり?


2009年05月27日

現在のサッカーのルーツは中世イングランドのフットボールですが、この頃はまだ手の使用禁止などのルールは無くサッカーとは呼べないものでした。
19世紀までには手を使用するフットボールと手の使用禁止ルールでのフットボール両方が行われ、ルールを統一しようと1863年にロンドンで協議が行われたのですが、結局統一出来ず、手を使うフットボールと手の使用禁止のサッカーに分かれました。
こうして今のサッカーが確立されたのです。

しかしこれ以前にも足でボールを蹴るスポーツは古代エジプト、古代ギリシャなどいろんな国で行われていました。
確認されている最も古いものは中国の『蹴鞠』
蹴鞠の歴史は古く、田斉(紀元前386年〜紀元前221年)時代にはもう原型があり、兵士の軍事訓練に利用されていました。その後中国でさかんに蹴鞠の遊びが行われるようになりましたが、明(西暦1368年〜1644年)と清(西暦1644年〜1912年)の時代に蹴鞠の禁止令が出され、廃れてしまいました。

蹴鞠は7世紀あたりに中国から日本にも伝わって平安時代(西暦794年〜1192年)には貴族のスポーツとして大流行しました。



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