2009年05月14日
シマツナソ。アラビア名のモロヘイヤという名の方が有名ですね。
日本で一般家庭で食べられるほど普及してきたのは最近ですが、
エジプトなど中東では古くからモロヘイヤは食材として重宝されてきました。
『モロヘイヤ』とはアラビアの言葉で『王家の野菜』という意味で、『ムルキーア(王家の物)』が語源と言われています。
モロヘイヤは非常に栄養豊富な野菜。
アラビアの王様が病気の時にモロヘイヤのスープを飲み元気を取り戻したという逸話は有名です。
モロヘイヤの栄養
カルシウム、カリウム、鉄などのミネラル、
体内でビタミンAとなるカロテン(カロチン)。
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC。ポリフェノール、食物繊維も豊富です。
疲労回復、便秘解消、血流を良くする働きもあります。
夏バテにも効果的。
抗酸化作用もあり老化防止にも。
モロヘイヤは日本に普及してきてまだ間もないせいかどう料理していいのか迷う方もおられるみたいですが。
モロヘイヤは、刻んだり茹でるとモロヘイヤ独特の粘りが出るので
オクラや細く刻んだ山芋とあえて食べるのもいいですねぇ。
モロヘイヤを細かく刻んでコンソメや鶏がらのスープにしたり、
おひたし、味噌汁、天ぷらで頂くのも一般的です。
茹でる時はアク抜きをするため、茹でたあと水にさらします。
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