2009年07月10日
 
 
 
 
  
7月10日は7、10の語呂合わせで『納豆の日』です。 
関西人は納豆嫌いとよく言いますが、以前はたしかに関西での納豆消費量はあまり多くありませんでした。 
この状況を改善しようと関西での納豆売り込みのために関西納豆工業協同組合が考え出したのがこの納豆の日。 
今では関西人も普通に納豆食べます。 
以前、某情報番組がきっかけで納豆ブームが起き、食料品売り場では納豆売り切れが続出したり広ーい納豆コーナーが設けられたりしましたが、関西でもやはり同じでした。
  
という事で、今回はネバネバ〜な納豆がテーマ。 
大豆を納豆菌によって発酵させた加工食。 
昔は藁に包まれた形で売られていましたが、今は専用の発泡スチロールパックに入った姿が一般的ですね。
  
名前の由来は諸説あるんですが、有力なのは 
寺の事務を行う"納所"の僧が作ったから、納所の豆、つまり納豆となった、という説です。 
 
 
 健康効果 
納豆といえば『ナットウキナーゼ』という酵素。 
よく「納豆を食べれば血液がサラサラになる」と言いますね。 
ナットウキナーゼは血管の中の血栓を溶かし、心筋梗塞、脳梗塞を防いでくれます。
  
納豆に含まれるビタミンK2はカルシウムが骨になるのを助けてくれます。 
カルシウムを一緒にとれば骨を強くし、骨粗鬆症予防に効果的です。
  
大豆イソフラボンはエストロゲン(女性ホルモン)と似た働きをする事で知られていて、乳がん、骨粗鬆症など女性に多い疾患を予防する効果があります。 
特に、ホルモンバランスが崩れる更年期障害の女性には有効です。 
しかし過剰摂取は逆効果。納豆1日1パック(60g)が適量とされています。
  
そのほか、レシチン、サポニン、食物繊維、マグネシウム、カルシウムも含まれており、 
整腸作用、殺菌効果、コレステロール正常化、高血圧予防、疲労回復の効果もあり、美容にもいいとされています。
 
 
 
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