土用の丑の日にはウナギは合わない?


2009年07月13日



土用の丑の日。元々五行思想からきた季節の分類です。
2009年の土用の丑の日は7月19日と7月31日の二回。

土用の丑の日は鰻を食べようって事で、食料品店には鰻が並びますが、
土用の丑の日に食べるのは必ずしも鰻でなくても構いません。

そもそもこの習慣は、『丑の日に"う"のつく食べ物を食べて夏バテ防止』という昔からの慣習が元になっています。
『"う"のつく食べ物』が鰻になったのは、夏にあまり鰻が売れない事に困った鰻屋さんが平賀源内さんに相談した事が発端になってます。
"う"のつく食べ物なら、牛…で焼肉でスタミナつけてもいいわけです。

そもそも鰻の旬は夏ではない…というか、夏には味が落ちてしまいます。
鰻は冬眠する魚なので、冬眠の前に餌をたくさん食べて栄養を溜め込む時期が一番の旬と言われています。
夏の前後、春の終わりや秋頃の鰻も脂の乗りも良くおいしいとされていますが…。

とはいえ、それでも鰻は栄養豊富で、疲労回復効果のあるビタミンB1も豊富。老化防止やコレステロール正常化の働きもある体にいい食材なので、 夏バテ防止や健康の面では有益であると言えます。
どんどんうなぎを食べましょう!



前のページへ / トップページへ