過激なホットソースの世界


2008年12月18日

『暴君ハバネロ』って人気の菓子があるじゃないですか。世界一辛いという唐辛子のハバネロを使用した辛いスナック菓子。
(※ただしハバネロが世界一だったのはこれが発売した当初の事で、今は2007年に新たにギネスに載ったブート・ジョロキアが世界一辛い唐辛子といわれています。暴君ハバネロの売り文句も改正されれてます)
あれ、私もブームの時に何度か食べたんですが、たしかに辛い! ヒーヒーハーハー、ヒッヒッフー、ヒッヒッフー、となんとか完食しました。しかし私の様な辛い物に弱い人間にも完食出来るというってのはさすが一般人(大衆)向けの"激辛"ヒット商品だと思いました。本格的な激辛だと多分一般人はついていけませんから……。
世の中にはなんにでもマニアがいますが辛味の世界にもやっぱりいるもので。

有名な辛味ソースと言えばタバスコ。辛味好きな人じゃなくてもタバスコは口にした事があるでしょう。
辛さの単位は『スコビル』。
タバスコはスコビル値は2140スコビルです。タバスコより辛いホットソースとなると当然スコビルもこの値を超えます。


○ホットソースワールド


上のリンクはホットソース専門店のサイト。いろんな種類のホットソースが置いてありますね。ちょっと覗いてみると……。
辛味度6あたりからなんか怪しくなってます。ネーミングがまた面白いんですよね。
『地獄からのハバネロ』『地獄の狂犬』『悪魔の復讐』とかホラー映画みたいな名前、
『括約筋の叫び』『ペイン95%』なんて分かりやすい名前、
『ロケットファイヤー弾道弾』という迫力を前面に出した名前、『法廷侮辱罪』みたいなよく分からない名前もありますね。
しかもパッケージがB級ホラー調なのが多いです。とても調味料とは思えません。

そして世界一辛いソースと謳われたかのソース、『ザ・ソース』。唐辛子のエキスを抽出したこのソース、激辛マニアの憧れです。
その辛さは710万スコビル。万ですよ…タバスコは2140スコビル、タバスコの3317倍! 想像すらつきません。

しかし…更にその『ザ・ソース』を超える辛さのホットソースがブレア社から発売されてしまった……。
『Blair's 16million reserve』はなんと1600万スコビル! えーっと、タバスコの7500倍ですか……。
そろそろ死人出ませんか?
純粋カプサイシンが1600万スコビルなのでこのソースが限界理論値なのでしょう。

しかしこういった限度を超えた激辛ソース、当然開発者は発売して大丈夫か試しに味見してるんですよね。
やっぱり開発している人も舌がかなり暴君な事になってる方々なのでしょうね。



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