マーガリンとバターの健康対決


2009年07月21日

バターとマーガリン。
似た食品ですが、マーガリンは高価なバターの安価版として作られたもので、やはり風味に違いがあります。
しかし値段だけじゃなく、バターは動物性脂肪、マーガリンは植物性脂肪ということで、健康のためにマーガリンを選ぶ人もいるようです。

以前はバターの方が体に悪いと考えられてきました。しかし最近になってその認識は逆転したようです。
というのも、マーガリンにはトランス脂肪酸が含まれるためです。
トランス脂肪酸は、過剰摂取するとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させてしまい、動脈硬化をひきおこし心筋梗塞や脳梗塞、狭心症の原因にもなってしまいます。
そのため、海外でマーガリンは食品中の含有量が定められるなどの規制対象となっている所もあります。
ちなみに、マーガリンにくらべ油脂含有率が低いファットスプレッドもマーガリンほどではありませんがトランス脂肪酸を含みます。

とはいえ、マーガリンを食べると必ず動脈硬化になるわけではありませんし、適度な量と健康的な食事をとっていれば問題はないのでしょう。



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