2009年07月25日
玉子。鶏卵です。
茹でてゆで卵にしたり焼いて目玉焼きにするだけでも手軽に食べられ、
寿司のネタにしたりお好み焼きに混ぜたり茶碗蒸しなど様々な料理、菓子に使われる、日々の生活に無くてはならない食品です。
栄養価も高く、
良質な動物性たんぱく、カルシウムや鉄、リンなどのミネラル、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEなどが含まれています。
卵に豊富に含まれるメチオニンは肝臓でのアルコール分解を助け、二日酔い予防にもなり、また癌予防の効果も期待されています。
そして同様に豊富に含まれるコリンは認知症予防の助けにもなります。
ところで、卵といえばコレステロールが多く、あまり食べてはいけないと言われていますよね。
そう思われるようになった発端は1913年、ロシアの学者による兎を使って行われた実験によるものです。
しかし最近ではその説に異議を唱える人も多くいます。
草食動物である兎と人間では体の構造が違い、同じ次元で考えるのが誤りだという点、
卵のコレステロールは悪玉になりにくいという点、
卵黄に含まれるレシチンが悪玉コレステロールを減少させる働きがある点、
人間の体にはコレステロール値を一定に保つ働きがあるので、過剰に恐れる必要はない、という点などがその理由です。
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