アルカリ性食品・酸性食品の違い


2009年07月25日

アルカリ性食品が健康にいいなんて話をよく聞きますが、アルカリ性食品と酸性食品はどう違うのでしょうか。

野菜や、酸っぱい梅干やミカンなどの果物はアルカリ性食品。
肉や魚、穀物類、砂糖は酸性。でも梅干と同じくすっぱい酢は酸性。
アルカリ性食品・酸性食品とはどこで区別してるのでしょうか。

アルカリ性食品か酸性食品かは、その食べ物の中のミネラルで決まります。
食品を燃やした灰を水に溶かし、その水溶液がアルカリ性ならアルカリ性食品、酸性なら酸性食品です。

ちなみに。人の体は、アルカリ性食品を食べるとアルカリ性になるとか、酸性食品を食べると酸性になるとかいったものではなく、
常に弱アルカリ性に保たれています。
なのでアルカリ性食品ばかり食べれば体にいいというわけではありません。

大事なのはバランスの良い食事。
現代人の食生活は、酸性に分類される肉や糖が過剰になり、アルカリ性食品の野菜や果物が不足しがち。
不足しているものを補うという点ではアルカリ性食品に留意するのは良いことなのかもしれませんね。



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