2009年10月15日
ねぎとろ。
巻き寿司にしてネギトロ巻きにしたり、ドンブリに盛った御飯にたっぷりのネギトロ、卵黄とトロロを乗せ、刻み海苔を散らしたネギトロ丼も魅力です。
ネギトロというのは、
本マグロの骨や皮についた中落ちをこそげ落としたもの。
つまり、そのままでは捨ててしまうマグロのおいしい部分を有効活用する知恵なんですね。
本来は高級な食べ物なんですが、手ごろな値段の安いネギトロも売られています。
これは上記のような本来のネギトロではなく、植物性の油脂や調味料を入れた人工的なものなんだそうです。
なので、一般のご家庭でも安いまぐろの身を買ってきて、細かく刻んでマヨネーズを混ぜれば、はい、手作りネギトロの出来上がり。
お手軽ですね。
ところで。
我々が知るネギトロには刻んだネギが入っていますよね。
ネギが入っているから"ネギ"トロ、だと思っていたのですが、実はこれには異説があるようです。
前述したように、ネギトロというのはマグロの中落ちをこそげ取ったもの。
『そぎ取る』はそのスジの言葉で『ねぎ取る』と言い、そこから『ねぎとろ』という名前がついたという説です。
名前の由来はどうあれ、ネギトロと刻み葱の相性はバッチリ。ベストコンビと言えます。
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