2009年01月26日
『ウサギは寂しいと死ぬ』ってよく言われてるんですが、本当でしょうか。
寂しいからもう死のうって事にはならないでしょうけれど、ただ、人に飼われてる兎が飼い主に構ってもらえないと寂しくてストレスがたまり食欲が失せたり元気がなくなる事はあるみたいです。
ただ、この噂が元で「兎は寂しがり屋だから」と言って多頭飼いする人もいるみたいですが、兎は縄張り意識が強く集団行動をあまり好まないので多頭飼いはあまりおすすめ出来ません。
もうひとつ、兎に関する噂で、『ウサギに水を飲ませると死ぬ』というものがあります。
これも誤解です。兎は一日に200〜300ccの水を必要とします。動物である以上、やはりちゃんと水を飲まないといけないのです。
以前の記事のレミングの自殺のように、これらもまた都市伝説だったようです。
どうしてこういった噂が流れるのか出所がよく分からないですね。
寂しいと死ぬってのは兎は寂しがり屋ってイメージなのでしょうけれど、兎のあの小さく可愛らしい姿が子供を連想させて、子供は親に依存するから寂しがり屋、だから兎も寂しがり屋ってイメージになったのでしょうか。なんか無理やりな説ですけど……。
『寂しい=死』ってのもまた極端です。
水を飲むと死ぬって噂に至っては意味不明です。動物はみな水分が必要で、その体の60パーセントが水分で出来ています。食べる草からも水分を補給しますが、それだけでは不十分です。
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