喫煙者の病『バージャー病(閉塞性血栓性血管炎)』


2009年06月01日

禁煙支援記事。(?)


閉塞性血栓性血管炎。へいそくせいけっせんせいけっかんえん。とても言いにくい病名です。
ビュルガー病、またはバージャー病とも。

このバージャー病は特定疾患に定められている難病です。

末梢の血管に血栓が出来て詰まり、血の流れが途絶えてしまい、手足の痺れ、冷え、重いものでは壊死や潰瘍が症状となって現れます。
酷い状態になると、指や腕、脚を切断せざるをえなくなってしまうケースもあります。

このバージャー病の原因は不明で、まだ解明されていません。
研究によって歯周病菌となんらかの関係があるのでは、仮説が出ているそうです。

原因不明なのに何故この記事タイトルなのかと言うと、
このバージャー病。
疾患にかかる患者のほどんどが喫煙者、あるいは周囲に喫煙者が居てその煙を吸う受動喫煙者なのです。

バージャー病治療において、煙草を吸うと血管が収縮する事から、患者は喫煙厳禁。禁煙を強いられます。
煙草には依存性があり、吸わないではいられないヘビースモーカーもいますが、さすがに命には代えられませんね。
受動喫煙に対しては周囲の理解が必要となるでしょう。


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