2009年06月05日
熱中症。野外で起こるのが日射病、室内が熱射病ですが対処の仕方は同じです。
意識が朦朧としている、暑いのに汗をかいていない、体に触ると熱い、頭痛や吐き気がする。
そんな時は熱中症の疑いがあります。
また、熱中症の自覚症状が無い場合もありますので注意。
感覚が麻痺してるため、暑さを感じなくなっている事も。
救急車を待つまでの応急処置
熱射病は蒸し暑い高温多湿の場所でおこりやすいので、
まず日の当たらない場所、木陰や室内、夏なら冷房が効いている涼しい場所に連れて行き、
体を濡れタオルやハンカチで包んだ氷など、冷やせるもので体を冷やす。特に首や脇の下など、皮膚に近い動脈部分を優先的に冷やします。
うちわや扇子、薄い冊子や下敷きなど扇げる物があれば扇いで体温を下げます。
意識があればスポーツドリンクか水を飲ませるんですが、
脱水症状を起こしている時に大量の水を飲ませると水中毒を起こす危険があるので(スポーツドリンクでもナトリウム濃度が低く、水中毒を起こす危険はある)、
水1リットルに塩小さじ半分、砂糖小さじ4杯半の割合で混ぜた経口補水塩がベストです。
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