健康豆知識

フィトケミカルについて

フィトケミカル、またはファイトケミカル。
健康的な食生活を営むために知っておくと役に立つ情報です。
フィトケミカルで植物の力を取り入れましょう。

 

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フィトケミカルとは?

フィトケミカルとは、植物が自分の身を守るために作り出している化学成分の総称で、ファイトケミカルとも表記します。

『フィト(phyto)』は植物という意味で、『ケミカル(chemical)』は化学物質という意味。つまりフィトケミカルは植物性化学物質という意味になります。

植物は、太陽の紫外線などから身を守るために、色素や香り、苦味、アクなどの化学物質を作っています。
野菜や果物を人間が食べてフィトケミカルを体に摂り入れることによって、人間も効能を得られるのです。

 

老化・病気のモト、活性酸素に…

人間の体の中には、老化を進ませ、ガンなどの病気を引き起こす原因になると言われている活性酸素という物質があります。
その活性酸素を除去するための機能は次々と作られる活性酸素にはとても追いつきません。
そのため、フィトケミカルを摂取し活性酸素から身を守ると良いと言われています。
体内で、活性酸素をその抗酸化作用によって減らし、体の免疫力を高めるフィトケミカルはガンなどの病気予防に繋がると期待されています。

 

7色の食品と、フィトケミカル

フィトケミカルの効能を効率的に得るためにはそれぞれの色の食品をバランス良く食べるのが良いとされています。

食品の色は、赤色、橙色、黄色、緑色、紫色、白色、黒色の7色に分類されます。

◇赤色
リコピン…トマト、ニンジン、スイカ

◇橙色
ゼアキサンチン…パパイア、マンゴー

◇黄色
ルテイン…カボチャ、トウモロコシ

◇緑色
クロロフィル…ブロッコリー、モロヘイヤ

◇紫色
アントシアニン…ブルーベリー、ブドウ、ムラサキキャベツ

◇白色
硫化アリル…タマネギ、ニンニク

◇黒色
クロロゲン酸…コーヒー、ごぼう

…などなど。これらのフィトケミカルはほんの一例です。
これらのいろんな色の食品を偏り無く食べる食生活は健康への近道と言えます。
毎日の食生活の中で献立を考える時にこれらの色のバランスを参考にしてみて下さい。

 

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