ドライアイ、角膜乾燥症を改善

目が乾いてしまうドライアイ。一体どうすれば予防できるのか、症状の要因となるものは？など。ドライアイに効くサプリメント情報も。

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ドライアイとは？

ドライアイ、もしくは角膜乾燥症とは、何らかの原因で涙（涙液）の量が少なくなったり涙の成分が変化して目が乾いてしまい、目の痛みや不快感を感じる疾患のこと。
涙の主な役割は眼球を守ることであり、雑菌を除いたり角膜に栄養を補給したりしています。そんな大切な涙が目から失われると様々な症状が出てきます。

ドライアイの症状として主なものは、
・目の痛み
・目にゴロゴロとした異物感を感じる
・目のかすみ
・光がまぶしく感じる
・目の疲れ
・目が充血しがち
・視力の低下
・目の疾患にかかりやすくなる
など。

ドライアイの原因となるもの

俗にパソコン病と言ったり、VDT症候群、テクノストレスなどいろんな言い方があったりしますが、デジタル世代になって事務仕事でパソコンに長時間向かう事が多くなり、また、自宅でも個人でパソコンを所有し長時間インターネットをする人も増えてまいりました。そういったパソコン仕事などに熱中すると、ずーっと同じ画面を見続け、まばたきを忘れてしまいがちになります。まばたきというのは眼球を涙で覆い洗浄する働きがあり、まばたきをしないでいると目が乾いてしまいます。

不規則な生活を続けたりストレスを溜め込むと自律神経が狂ってしまい、涙の機能に支障が出てしまいそれが原因になることも。
また、乾燥した場所にいると目も渇きがちになります。

なんらかの病気、あるいは薬の影響でドライアイになってしまう事があります。
視力矯正手術のレーシックでも手術後しばらくドライアイの症状が出る事もあるようです。

ドライアイの予防と対策

まばたきは目に潤いを与えます。何かに集中するとまばたきを忘れてしまいがちなので、意識してまばたきをするようにしましょう。
画面に長時間向かう時は定期的に休憩をとり、まぶたを閉じて目を休めましょう。

空気の乾いた場所にはなるべく居ないようにしましょう。部屋の中では加湿器を置いて湿度を上げるのも有効な方法です。加湿器の設定は60～70％くらいがおすすめ。

コンタクトを使用している方はなるべく装着時間を短くした方が良いようです。
清潔な使い捨てタイプなど、重度でなければドライアイの人でも着けられるコンタクトレンズもありますので、コンタクト購入時に相談するといいでしょう。
コンタクトしたまま点眼できる目薬もあります。

ドライアイ用の目薬も売られています。
ドライアイ用には目の潤いを保つ作用のあるヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸ナトリウムが入った目薬が多いようです。
くれぐれも使用期限の過ぎたものは使用しないこと。記載されている使用期限は未開封時のものです。開封してからは冷暗所に保管して下さい。

眼を洗いすぎるのは駄目

角膜にはムチン層という層があり、涙を定着させる働きがあります。
洗眼しすぎるとムチン層を破壊してしまい、涙不足になりドライアイを引き起こす原因になったり、ドライアイの症状を悪化させてしまう恐れがあります。
あまり目を洗いすぎないように、ほどほどにしましょう。

ドライアイ改善に良いサプリメント

■ルテイン
ルテインはカロテノイドの一種で、抗酸化作用を持ちます。
網膜の中心部分にある黄斑に主に多く存在し、紫外線から目を守る働きがあります。

■肝油ドロップ
ドライアイには肝油ドロップを食べるといいと言われています。
これは肝油ドロップには目に良い成分であるビタミンAが含まれているからなのでしょう。

■ブルーベリーが人気
俗に『ブルーベリーは目に良い効果がある』と言われています。
これはブルーベリーに含まれるアントシアニンの効果だと言われ、使われるブルーベリーの多くがアントシアニンを多量に含む野生種のビルベリーなのだとか。
目の健康にいい食品としてとても人気で、ブルーベリーはドライアイに良いとか、眼精疲労を取り除くとか、近眼を予防するとか言われているのですが、実際にブルーベリーはどのくらいの効き目があるのかよく分かっていない未知な部分が多いようで、まだまだ研究がなされている最中のようです。

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