乗り物酔いをなんとかしたい！

車酔い、船酔い、空酔いなどの乗り物酔いは、乗り物の振動、加速減速やカーブでの動きで体のバランスを取る三半規管が正常に働かなくなることが原因で起こる、自律神経の機能障害です。

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乗り物酔いの諸症状

乗り物酔いの症状はまず眩暈、吐き気、動悸、食欲減退。酷くなると嘔吐し、下痢を引き起こしてしまう事もあります。
普通は命に別状はありませんが、過去に起きた最悪のケースだと不幸にも死亡した人もいるそうです。

本を読む事で症状が悪化するのは、本に集中する事によって周囲が目に入らなくなってしまい、状況と視覚の情報にズレが生じ脳が混乱する為です。

乗り物酔い対処法

◇酔い止め薬を服用しておく。
◇空腹状態では乗らない。（食べすぎも危険ですが）
◇体調を整えておく。体調悪い時は乗らない。
◇睡眠不足の状態では乗らない。
◇なるべく遠くの景色を見る。
◇おしゃべりしたりして気をまぎらわせる。
◇窓を開けて空気の入れ替えを。
◇芳香剤などで車の匂いを消す。
◇締め付けるような服、サイズの小さい服を着ない。
◇急ブレーキなど激しい加速のつく運転はなるべくやめてもらう。

酔い止め薬は、市販薬もありますが、耳鼻科に行くと乗り物酔い防止の薬を処方してもらえます。
酔い止めバンドなどの乗り物酔い対策グッズも売られています。

飛行機の搭乗で起こる空酔いの場合、機内に酔い止めの薬を常備しているところもありますから、予期せず空酔いになった時は乗務員にその事を話してみるといいかもしれません。

3D酔い・ゲーム酔い

3D、つまり三次元グラフィックで描かれた映像を見ているうちに酔ってしまうという症状。
映像の動きが激しかったり、グラグラする、上下の方向が頻繁に入れ替わる場合に起こりやすいようです。
最近のゲームグラフィックの進歩によって増えつつある症状です。
このような場合はなるべく休憩をとりつつ映像を鑑賞する必要があります。

他の変わった乗り物酔いといえば、宇宙酔い。
宇宙飛行士が無重力の宇宙空間にいる時に起きる症状です。
普通の酔い止め薬が効かず、対処の難しい症状のようです。

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