健康豆知識

火傷(やけど)対策について

火傷

 

万が一の時のために…。
知っておいた方がいい火傷の応急処置。

 

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火傷の程度

火傷の重症度は、面積と深度によって決まります。
熱傷深度は『1度』『2度』『3度』に分類されます。

『1度』…ごく軽いもの。赤くなり痛みを感じるが、数時間〜数日で火傷の痕を残さず完治します。
『2度』…水泡(水ぶくれ)ができ、強い痛みを感じる。水泡は後になって出来る場合もある。火傷痕が残ってしまうケースもあります。
『3度』…皮下組織や筋肉部分まで達している酷い火傷。患部が白っぽくなったり炭化したりします。痛覚が失われ痛みを感じない状態です。

 

火傷の応急処置の仕方

まず、一刻でも早く冷やす。水道水で患部を冷やします。20分ほど冷やし続け、病院に行きましょう。
最初は何事もなく見えていても後から水泡が出来るケースもあります。
水泡が出来た場合は潰さないようにして、冷やした後病院に行って治療してもらって下さい。

着衣の下に火傷を負った場合は、服をめくらずに服の上から冷やします。酷い火傷の場合は服と一緒に皮膚がめくれてしまう場合があるからです。

火傷にはアロエがいいとよく言われますが、治療を受ける時に支障が出る場合があるのでやめた方がいいでしょう。包帯を巻くのも駄目です。
勝手な判断で間違った自己処置すると痕が残ってしまうケースもあります。

3度レベルの酷い火傷だと冷やすよりまず一刻も早く病院に連れて行くのが優先されます。

 

舌、口の中、喉(のど)の火傷

熱い食べ物、飲み物で口の中やノドを火傷した場合。
口の中に氷を含んで冷やしたり、冷水を飲んで冷やしましょう。

二日以上経っても痛みがとれなかったり、喉の息苦しさを感じたりした場合は病院へ。


※低温やけどの場合は冷やす応急処置はあまり効果がありません。

 

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