便秘のタイプに合った便秘解消法を

辛い便秘。大変ですね。
便秘にもいろいろ種類があり、便秘を起こしている原因も違います。便秘に合った解消法を行わないと便秘が悪化する危険もあります。

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どうなれば便秘といえるの？

毎日便が出るという人もいれば、二日に一回、または三日に一回程度のペースの人もいて、排便ペースというのは人それぞれ。毎日出ないと心配になる人もいるでしょうし、あまり気にしない人もいるでしょう。基本的には、『三日以上排便が無い』または『排便はあるが、ずっと腸の中に便が残っている感じがする』という状態を便秘をいいます。

なかなか治らない便秘は…

便秘解消には、整腸作用のあるヨーグルトや、食物繊維。

しかし、毎日それらの便秘に効く食べ物や便秘の薬を飲んでいるのに、便秘がなかなか治らない…。そういう方も中にはいらっしゃると思います。
実は便秘にもいろいろ種類があり、それらの方法で治る便秘もあれば、治らない便秘もあります。
さらには、間違った解消法のせいで便秘が悪化してしまうことも。
便秘の種類に適した解消法を行うことが大切なんですね。

スーパー便秘？直腸性便秘

やっかいだと言われているのが、この直腸性便秘。スーパー便秘なんてよばれる事もあります。

腸の働きに問題があるわけではなく、便は直腸のあたりまで来ているのですが、肛門の筋肉がうまく働かず便がうまく排出できずにいる状態です。
その結果、便が肛門の手前で溜まってしまい、直腸に直腸瘤という膨らんだ部分が出来て、さらに便が詰まってしまう事もあります。
こうなってしまうとなかなか便秘は解消されません。
重症になると手術が必要になる場合もあります。なるべく症状が重くならないうちにお医者さんに相談したいものです。

整腸作用のあるヨーグルトや、食物繊維を摂取したり、便秘の薬を飲んだりしてもずっと便秘が治らず、残便感を感じ続けている…そんな場合は、効果のない解消法を続けるより、原因を調べるため病院へ。

便秘になりにくい排便の仕方

便秘には、前かがみの排便姿勢が良いと言われています。有名な彫刻ロダンの『考える人』のようなポーズですね。これは、直腸肛門角（直腸と肛門の角度）を開き、直線に近い角度にするためのもの。
腸に腹筋の力をかけやすくするため、足のかかとを少し上げるのも良いとされています。

そして、便秘予防には十分な水分を摂取する事が勧められています。便に水分を与え、やわらかくするためです。

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