健康豆知識

ジェネリック医薬品は得できる?問題点は?安全性は?

医薬品

 

ジェネリック医薬品のジェネリック(Generic)とは、英語で「一般的な」「商標登録されていない」などといった意味を持つ単語です。
医療にかかる患者の負担という面において、このジェネリック医薬品が注目されています。

 

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ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品は後発医薬品とも呼ばれています。

特許の切れた先発医薬品を他の医薬メーカーが製造することで、コストを抑え先発医薬品よりも安価な価格で患者に提供できるという利点があり、認知度を高めるために積極的に宣伝も行われています。

信頼性もあり、厚生労働省ではジェネリック医薬品の促進を進め、さらなるシェアの拡大を目指す施策が掲げられています。

 

先発医薬品ではないものの、同様の薬

先発医薬品の特許は20年で、この期間を越えて特許が無くなった医薬品をジェネリック医薬品として製造販売できます。

医薬品開発は最先端の開発能力と時間とコストが掛かり、大手の製薬会社が多くを占めています。中小の製薬会社はこういった後発医薬品の製造販売でシェアを伸ばしてきました。

先発医薬品とほぼ同等の成分が含まれているので、決して単なる先発薬品の劣化版ということではなく、後発医薬品も今までの薬と同様に扱え、オリジナルの医薬品の代替薬として服用できるようになっています。

メディアでのジェネリック医薬品の紹介や、詳しい概要説明が行われるようになり、現場でのジェネリックの普及活動も以前にも増して行われるようになってきました。

 

ジェネリック医薬品のメリット

医療費負担の軽減は若者などの比較的経済的に弱い立場にいる人間にも魅力的で、病院へ行きやすくなるというメリットがあります。

薬の費用を用意できないという理由で多少の症状では来院や通院を我慢してしまい、かえって病状を悪化させてしまうというケースを防げます。

安価で安全なジェネリックは若い世代にとっては利用価値が大きく、厚生労働省の促進運動もあり身体の心配をすること無く服用できる点が大きなメリットと言えます。

また、高齢化社会で医療費負担が増える中、高齢者の医療費を少しでも下げることができるジェネリック医薬品は便利な存在です。

 

ジェネリック医薬品のデメリット

一方、ジェネリック医薬品のデメリットと言われているのが、先発医薬品との差異です。

有効成分がきちんと先発医薬品と同じ量含まれてはいるのですが、先発医薬品とジェネリック医薬品は全く同じ医薬品というわけではありません。

多くの場合信頼できる品質で提供されている後発医薬品ですが、製造販売する会社によっては微妙にコーティング方法などに違いがあり、薬によっては先発医薬品では副作用が出なかったのにジェネリック医薬品では副作用が出たというケースも報告されています。

ジェネリック医薬品イコール先発医薬品ではないということだけはきちんと把握しておきましょう。

 

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