骨折を防ぐ骨粗鬆症予防

人の体を支える、大切な骨。その骨を守るために知っておくこと。
骨粗鬆症の予防について。

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骨粗鬆症とは…その症状

骨粗鬆症（骨粗しょう症）とは、体を支える骨がスカスカになってしまう症状です。
骨粗鬆症が悪化すると、ちょっとした事でも骨折しやすくなってしまい、『寝たきり』を引き起こす事もあります。

加齢と共にカルシウムの吸収能力が衰えていくため、とくに高齢者は骨粗鬆症を発症しやすくなります。
また、女性の場合は閉経後は骨を作る骨芽細胞に作用する女性ホルモンのエストロゲンが減少するため骨粗鬆症の発症率が高まると言われています。

骨粗鬆症の原因となるもの

カルシウムは筋肉を動かすのに必要な物質。そして骨はカルシウムの貯蔵庫。
しかしカルシウムを摂取していても、吸収効率が悪いとカルシウム不足に陥ってしまい、骨粗鬆症の発症率が高まってしまいます。
喫煙はニコチンなど煙草に含まれる物質がカルシウムの吸収を阻害し、骨密度を低下させ、骨粗鬆症の呼び水となってしまいます。
また、カルシウムの吸収効率を上げる働きのあるビタミンDの不足も骨粗鬆症に影響してきます。

食事で骨粗鬆症予防

骨粗鬆症予防の為の食事で、食べると良いのはやはり魚。

骨密度を高めるにはカルシウムの摂取が大事なのですが、加齢とともにカルシウムの吸収率は減ってしまうので、効率よくカルシウムを摂取できるよう、カルシウムと併せてビタミンDを取る事をおすすめします。
ビタミンDはしらす干しや鰯（いわし）などの魚に多く含まれます。ほかには木耳（きくらげ）にも多量にビタミンDが含まれています。

カルシウムは魚のほかに、牛乳、チーズ、小松菜、モロヘイヤ、桜海老などが豊富です。

そして牛乳。牛乳にはカルシウムなどミネラル類の吸収を助けるカゼインホスホペプチド（CPP）も含まれ、骨粗鬆症予防にとても良い食品とされています。

また、骨粗鬆症予防用のサプリメントも売られていますので、手軽に骨粗鬆症予防のための栄養を取りたいならサプリメントを探してみるのもいいですね。